前回は離陸して、GPSを作動させるとこまで書きました。
途中で富士山上空を通ります。
このままでも、空港までは行けるのですが、滑走路のど真ん中に直接行ってしまい、
着陸することができません。
そこで、着陸する滑走路とコースの設定をします。
PROCをクリックします。
「Select Approach?」で点滅していますので、ENTをクリックします。
今回は、滑走路34Lに着陸しますので、「ILS 34L」を大きいつまみで選択します。
ENTをクリックします。
「VECTOR」が選択されていますので、ENTをクリックします。
「LOAD」が選択されていますので、ENTをクリックします。
アプローチコースが読み込まれました。「LOAD」
PROCを2回クリックすると、通常のナビ画面に戻ります。
ここまでは、飛行中早めにやっておいてもいいですね。
ですが、「LOAD」しただけでは、実行されないので、のこり30マイル切ったあたりで、
最終の着陸態勢に入るために、実行させます。
PROCをクリックします。
「Activate Vectors-To-Final?」を選択し、ENTをクリックします。
そうすると、機体が最終のアプローチコースに向かい始めます。
ここで、注意しないといけないのは、画面では、FI34Lへ向かうと表示されていますが、
直行してしまうことです。
直行してしまうと、そのあと滑走路に正面に向くためには、
急旋回になってしまう恐れがあります。
そこで、機種を140度振ります。
角度の目安は、大体でいいですが、最終のコースと並行で少し遠回りする感じです。
メインパネルの「HDG」を140にセットします。
HDGのボタンをクリックします。
そうすると、140度へ機首が傾きます。
そのまま進み、マゼンタの線の切れ端まで来たら、GPSに戻します。
メインパネルの「NAV」をクリックします。
これで、滑走路に正対することができました。
ここからは、腕の見せ所です。
頑張ってください。
GPSの使用方法は以上です。
次回は、ILSを使って自動着陸してみよう。です。