現地まで到着したはいいけど、着陸できないよーってなっていませんか?
今回は、空港に自動で着陸する方法です。
デフォルトのB747で、説明します。
成田空港の34Lに着陸する前提で操作しています。
ILSは電波で誘導しているので、機体に周波数をセットする必要があります。
空港・滑走路によって、周波数が違うので、それぞれ調べる必要があります。
簡単な周波数の調べ方
目的地の空港に行き、「フライト環境」→「マップ」を開きます。
空港をクリックします。
滑走路にILS周波数が表示されています。
まずは、無線機器の表示方法
「表示」→「計器パネル」→「無線機器」
「NAV1」の「STBY」の周波数を成田のILS 34Lの周波数「111.9」に合わせます。
⇔をクリックし、ACTIVEが111.9になるようにします。
一番下のNV1を押すと、受信音が聞けます。
これで、ILSの電波を受信したら、左右・上下どれだけずれているかわかりますが、
自動着陸するにはまだ条件があります。
それは、高度と速度が規定内でないと、作動しません。
各空港には、それぞれチャートという物があり、いろいろな情報が載っています。
ここに、周波数・高度なども載っています。
速度は150に合わせておけばいいでしょう。
高度
ただし、指定された4000だと、失敗する可能性が高いので、
少し低めに降りておきます。
3800ぐらいでいいです。
いきなりですが、最終のポイントから始めます。
ここまでは、3回にわたって解説していますので、やり方がわからない方は、
ぜひお読みください。
滑走路に正対したら、メインパネルのGPSNAVスイッチを「NAV」にします。
そうすると、計器に2個のひし形のマゼンタが出てきます。
これが、滑走路との差異を表しています。
見方
右側のマゼンタ グライドスロープと言い、上下方向を表す。
この場合は、規定より低い位置を飛んでいるということ。
下のマゼンタ ローカライザーと言い、左右方向を表す。
この場合は、少し右に寄っているということ。
この画面では、すでに3800まで降りているため、高さは良好ですが、
高度が落ち切っていない場合は、自動着陸にならない場合がありますので、注意してください。
フラップをフル(30)にします。
速度を150にします。
「APP」のスイッチをクリックします。
うまくILSに乗れると、自動で降下していきます。
滑走路まで残り250ftぐらいで、A/T(オートスロットル)を切ります。
着地したら、リバーサー・スポイラー・オートブレーキなどで減速します。
着陸できましたか?