前回、GMAXで建物を作ったのはよいが、
エクスポートできない事態でした。
他の人の記事を見ても、ちゃんと保存の拡張子に「MDL」を選ぶことができ、
マテリアルエディタにも、「Flightsimx」と表示されています。
いきなり結論から言うと、インストール時に作成したショートカットが
うまく機能していないことがわかりました。
はじめに
このショートカットから起動しても、FSX用のメニューが使えなく、
素材を選べない、FSX形式のファイルにエクスポートできないなどが発生していました。
マテリアルエディタに「FlightsimX」が出てこない。
エクスポートする際、ファイルの種類にMDL形式が出てこない。
解決方法
まずは何でもよいので、「.gmax」形式のファイルを用意しましょう。
インストール時にダウンロードしたファイルをすべてインストールしていれば、
「GMAX」→「tutorials」の中に、いろいろなフォルダが入っています。
ここでは例で、P38の中にある、「p38_exterior.gmax」を使って説明します。
これを、CTRL+Cでコピーし、GMAX\Scenesに貼り付けます。
貼り付けたら右クリックし、送る→デスクトップ(ショートカットを作成)で、ショートカットを作成します。
デスクトップに2つアイコンが並んでいるかと思います。
そのうち、「FSX_GMax」を右クリックして、プロパティを開きます。
リンク先と、作業フォルダをメモ帳などにコピーし、以下の通り書き換えます。
リンク先:%GMAXLOC%gmax.exe -i gamepacks\FSX_GMaxGamepack\gmax.ini -p gamepacks\FSX_GMaxGamepack\plugin.ini
↓
リンク先:C:\Program Files (x86)\GMAX\gmax.exe” -i gamepacks\FSX_GMaxGamepack\gmax.ini -p gamepacks\FSX_GMaxGamepack\plugin.ini
作業フォルダ:%GMAXLOC%
↓
作業フォルダ:”C:\Program Files (x86)\GMAX”
※あくまでもインストール先のGMAX.exeに合わせてパスを書き換えてください。
メモしたら、Xを押して閉じ、
今度は右クリック、名前の変更で「FSX_GMax_OLD」にでもしておいてください。
※名前は、今のと違えば何でもよいです。
今度は、「p38_exterior.gmax」を右クリック→プロパティを開き、
先ほどメモをした、リンク先、作業フォルダを書き換えてください。
「適用」→「OK」を押し、閉じてください。
右クリック→名前の変更を選び、「FSX_GMax」に変更してください。
FSX_GMaxをクリックして起動し、「File」→「Export」で、
MDLで出力できることを確認して下さい。
「GMAX Material Editor」を起動し
「New」を押して、「FlightsimX」が表示されていることを
確認して下さい。
これで、解決できました。
おまけ
GMAX起動時に、以下のメッセージが出て起動できない時も同じ方法で治ります。