まあ、最初から分かっていたことですが・・・
すでにインストール済みのSamscene東京と比べてみました。
結論から先に言うと、ORBXBase、VECTORを既に持っている方には全くお勧めできません。
製品の特長
- 陸域観測衛星「だいち」撮影の衛星画像データを基にしたフォトテクスチャを採用
- 東西南北、最大120kmの広範囲を東京国際空港(羽田)のアプローチルートに沿ってリアルに再現
- すべての範囲で最大LOD 14 (2.38m/pix) の解像度
- 「夏・冬・夜」の季節および時間帯に対応 ※1
- すべての範囲で自動生成オブジェクトを配置
- デフォルトのランドクラステクスチャとの境界線をより自然に調整
- 弊社製品「東京国際空港2」と互換 ※2
- FSX / FSX SE / P3Dv2 / P3Dv3 / P3Dv4 に対応
- Orbx FTX Global BASE Pack ver.1.40 動作確認済 ※3 引用:テクノブレイン
このシーナリーを検討している方のほとんどが、東京国際空港2と組み合わせて使用すると思います。
その前提で比較してみたいと思います。
テクノブレイン「フォトシーナリー東京X」 VS Samscene「Tokyo City Wow Pro V2」
価格
東京X:定価:8712円
Sam:29$(3143円)
※東京Xは、10月24日までAirshopで買うと、6534円 SIMMARKETで買うと36.75ユーロ(3983円)です。
判定:Samscne 以後、Sam
フォトテクスチャーの解像度
ORBX Base+VECTOR
テクノブレイン「フォトシーナリー東京X」以後、東京X
いくら日本の衛星画像を使っていると言っても、古いのではVFRを楽しみたい方には、
全く向いていませんね・・・
解像度も、一目瞭然です。
判定:Sam
フレームレート
東京国際空港2のみ:37
東京国際空港2+東京X:25
東京国際空港2+Sam:42
ただでさえ、羽田は重いのに、これを入れるとさらに重くなります。
判定:Sam
シーナリーの範囲
東京X
東京、千葉、神奈川の相模川辺りまでカバーしています。
Sam
東京と、千葉の一部、神奈川は、鎌倉辺りまでです。
房総半島は一切ありません。
判定:東京X
季節
東京X:夏と冬のみ
Sam:春夏秋冬
秋と冬が兼用なので、秋に雪が積もったりしている。
判定:Sam
夜間
シーナリー範囲が広いので、千葉県内では、東京Xのほうが綺麗です。
ORBXVECTOR入っているので、たいして気にならない。
判定:東京X
自動生成やオブジェクト
東京X:モデルの作りはしっかりしているが、テクスチャーの解像度は低い
自動生成は、数は多いが配置が適当
Sam:モデルの作りは荒いが、テクスチャーの解像度は高い
自動生成は、数はそこそこだが、配置が大体あっている。
判定:Sam
結論
東京Xは、以下の方に向いていると思います。
・ORBXBaseのみ入れている。
・夜間よく飛ぶw
・テクノブレインで合わせたいw
・Samといいとこどりが出来る。
フォトシーナリーとしては、完全に負けています。
フレームレートも平均で10近く落ちます。
大阪は、圧勝なのにちょっと残念なお知らせでした。